水曜日のつぶやき

ドラマ「剣客商売」が放送されるのが水曜日。98年10月14日のスタート以来毎週水曜日はこんなことをつぶやくようになりました。私だけのつぶやきです。

第10回

「兎と熊」

12月16日

 医師、村岡道歩の娘、房野が誘拐された。道歩は、娘を返すかわりに毒薬を調合することを要求される。これを知った小兵衛は、房野を取り返すように手配するが、そんなとき、昔の門人、内田久太郎が「ある旗本に士官がかなった」と挨拶に来る。内田は房野を誘拐した旗本、花房家で房野の護衛をしていた。(第3巻)

 このシリーズもこれで終わり。どんな締めくくりかと楽しみだったが、全般に、う〜んと考えてしまった。本来もっと面白い話であるはずだ。

 この物語には、誘拐事件の解決と内田と房野の恋の物語の二つの柱があると思うが、この二つの描き方がどちらも中途半端に感じる。小兵衛が誘拐事件を追い込んでいく展開か、房野が内田に恋していくストーリーか、どちらかに筋を絞ってほしかった。「秋山小太郎」と名乗って、事件の仲介役となる大治郎の存在も薄いし、花房家がなぜ誘拐までして毒薬を調合しなければならなかったか?というお家の事情も、あまりいい描き方をしていない。このお家の事情は、ある意味で物語の最後のドンテン返しとなっていいはずなのだが・・。

 内田役の中野英雄、「気はやさしくて力持ち」の男を演じよう、という心構えはわかるが、男の魅力に欠ける。何でこんな男に、房野が惚れるの?という疑問も。それに房野(朝岡美嶺)、兎のような娘、にしては、こちらも魅力に乏しい。どおせなら、鬼平のシリーズにも出演していた長谷川真弓あたりにやってほしかった。

 なんとなく、煮え切らないうちのシリーズ終了、次の放送があるのかどうか、心配になった。

メモ1・村岡道歩は、小兵衛と親しい医師、小川宗哲の弟子であるが、ドラマでは今だに宗哲先生は出て来ない。道歩の護衛として住み込む大治郎は、「秋山小太郎」と名乗るが、これが後に大治郎と三冬の間に生まれる息子に付けられる名だとは、この時は思ってもいないであろう。

メモ2・房野役で出ていた朝岡美嶺、どこかで聞いたことがあると感じた男性も多かったろう。それもそのはず、元AV嬢。女優として大転身したと見るか、こういうキャスティングで済ませてしまったと見るか、判断は難しい。私が見る分には、やはり役不足だった。

第9回

「天魔」

12月9日

 小兵衛の門人の子弟、笹目千代太郎は、「韋駄天の神が宿った」と嘯くほどの剣の使い手。空中に飛び上がって刀を降り降ろす術で、数々の人を殺めて来た。昔負かされた相手、小兵衛に立ち向かうため、再び江戸の現われる。(第4巻)

 楽しくご覧になった方には申し分けないが、はっきりいって駄目!

 笹目千代太郎は、眉墨の金ちゃんや金時ばあさんと並ぶ、難しい異質のキャラクターだが、それが演じ切れていたとは言えない。その千代太郎が、「軽業の芸人」になっている設定がどうもいただけない。この設定にどんな効果があったのだろうか・・?

 それに、千代太郎を取り巻いている「さる」と呼ばれた男の存在。そのさるが、三冬を強姦しようとしたが、これも不可解です。それを大治郎に助けられ、三冬の心に大治郎への恋心が生まれる・・という狙いだろうけど、この設定って、いかにも古い!

 最大の疑問は、ラストに、千代太郎と小兵衛が立ち合うことです。原作では、千代太郎と立ち合うのは大治郎で、その闘い方を見た小兵衛は、「わしも、同じ手で闘うつもりでいた」という。この台詞には、「剣客商売」がテーマとしている親子像が隠れている訳だ。こっちの演出のほうがほうが、ずっといいはずだ!

メモ1・千代太郎が小兵衛の家を破壊するシーンがあったが、原作にはない。これも、不可解な演出だった。小兵衛の家が攻撃されるのは、「小雨坊」で、鐘ヶ淵の家が全焼する。「天魔」は新しい家が出来るまで、不二楼に居候しているときの事件。

メモ2・韋駄天とは、婆羅門の神で、盗まれた仏舎利を奪い返すために、非力の速力を持っている。昔は、足の早いスポーツ選手のあだ名は、たいてい「韋駄天○○」だった。

第8回

「嘘の皮」

12月2日

小兵衛は、昔の門人の息子、松村伊織が江戸の香具師の元締め鎌家辰蔵の娘、お照と逢引をしているのを目撃する。お照の父、辰蔵は、伊織がお照との結婚を承知しないため、伊織の命を狙う。(第3巻)

 いきなりびっくりしたのが、オープニングの浅草寺のカット。鬼平犯科帳のエンディングのインスピレーションが始まるカットと同じ画像だった。

 ここでようやく、小兵衛が主人公らしい話しに。小兵衛が、江戸の暗黒街にも顔が利く香具師の元締めを、二つの嘘で、手のひらの上で扱うようにいうことを聞かせてしまう展開。これを見れば、誰もが小兵衛の存在感を感じる。このあたりを、藤田まことが「小兵衛らしく」演じていた感じがする。

 やはり見物だったのは、辰蔵を演じた、石橋蓮司。さすが、すごみがあってよかった。鬼平の蛇の平十郎、雲霧の小頭を彷彿させたものがあった。彼には暗黒街の顔がよく似合う。

 全般的に、なかなかの出来だ、と思えたが、気になるのは、大治郎と三冬の恋の行方。そろそろ、三冬の中に大治郎への恋心が生まれてほしいのだが・・。

メモ1・香具師の元締めは、見世物小屋やテキ屋などの縄張りの取締まり役。博打打ちの親方とはちょっと違う。血の気の多い連中を取りまとめるので、それなりの手下と裏の世界の顔を持っていなくてはならない。「仕掛け人・藤枝梅安」によく登場する。

メモ2・原作ではこの回に、不二楼の女中・おもとと板前の長次が夫婦になり、独立して小料理やを開店する。店の名は二人の名前から取って「元長」。この元長の店先から、小兵衛は松村伊織が辰蔵の手下に命を狙われるのを発見する。

第7回

「箱根細工」

11月25日

*大治郎は小兵衛から昔の剣の友達、横川彦五郎を箱根まで見舞にいくよう頼まれる。箱根で大治郎は、江戸から来た商家の親子を刺客から守るが、その刺客は、横川彦五郎の息子であった。(第4巻)

 ここに来て、キャストも板につき、面白くなってきましたね。とくに、彦五郎役の山本学氏の演技、よかったです。それに、今回は舞台が箱根とあって、映像が一段ときれいでしたね。斬り合いの後に、蝉の声が入る演出なんかは憎いです。小兵衛が箱根まで訪れるのは、ドラマのオリジナルでしたね。というわけで、今回は特に難癖をつけるとこはなさそうです。

と思ってたら、しののめさんから・・

 今回も原作のイメージのほうが好みです。息子の不始末(自分の若い頃のあやまちとはいえ、仕掛人にまで堕ちぶれた境遇)を知ってて「(大治郎に)斬ってほしかった」というのは、いささか虫がよすぎるような気がしました。(引用)

 確かにそう言われれば、虫の言い話しですね、横川さんの。自分で手をつけて、子供を生んだ女をソデにしておいて・・と見た時は確かに思いました。ちょっと反省。

メモ1・原作では、小兵衛の鐘ヶ淵の家は、「小雨坊」事件で焼かれてまだ新築の普請ができていない。小兵衛が大治郎の危険を察知して四谷の弥七とともに箱根へ向かうのは、ドラマの創作。原作では、事件解決後に、四谷の弥七が事後処理のために小田原に急行する。原作では、横川彦五郎はひっそりと息を引き取るが、ドラマでは描かれなかった。ラストに出て来る鱸(すずき)の洗い、季節感を感じる。

メモ2・題名の「 箱根細工」は、大治郎がおはるに買う土産。今では寄せ木細工の伝統工芸品。よく、「からくり箱」というのが時代劇にもよく登場するが、今では貴重品。これにものすごく興味があったが、2年前、秋葉原の露店で4000円で購入した。おじさんから「むずかしいよ」といわれた11手順のからくり箱だったが、10分で開けてしまった。もっと難しいのほしいけど、もう高額の貴重品なんですよね〜。

第6回

「深川十万坪」

11月18日

*梅雨の晴れ間、深川に出かけた小兵衛は、侍を投げ飛ばす怪力の「金時ばあさん」を見かける。侍に絡まれた子供を救ったのだが、侍の仕返しを心配した小兵衛は、金時ばあさんの家に住み込み、侍の反撃を交す。(第3巻)

 藤田弓子、いぶし銀の味が出てましたね。原作を読んだとき、この金時ばあさん、現実味がちょっとないというか、実者として描くのは難しいと思ってました。マンガのキャラクターのような感じがして、いったい、誰がやるんだ、って・・

 藤田弓子は、100%とはいいませんが、うまく演じていたと思います。怪力を見せつけるところはちょっとマンガのようですが、大治郎とのかかわりがよかったです。母を知らずに育った大治郎に、一時だけでも母の役割をする金時=おせきばあさんの暖かみは、よかったですね。

 でも疑問・・一体、弥七はどこに住んでるのでしょうか?「四谷の弥七」であるから、四谷だと思うんですが、秋山先生は深川に出かけたついでに、弥七の店によってましたね。深川のついでが四谷・・・?深川が自分の縄張りのように探索していたし・・ちなみに、原作では、弥七の知り合いの仙台堀の親分が登場してます。

メモ1・「御意簡牘」というのは、江戸城の大手門も自由に出入りできる門鑑だそうで、どんなものかと期待した。ぱっと見は、水戸黄門の葵の印籠のようだった。田沼様が小兵衛にこのようなものを簡単に発行してしままでにいたる、それまでの田沼様と小兵衛のつながりを前回までにもっと描いてほしかった。

メモ2・「深川十万坪」は、幕府が新田開発として埋め立てた場所で、小兵衛の時代には、ほんとに十万坪もあるように荒涼とした場所だったようだ。もともと、深川全体が埋立地で、江戸のリゾート地帯であった。つまり、十万坪は、現在のお台場の、まだ開発されていない広〜い場所を想像してもらうのがわかりやすいだろう。

第5回

「老虎」

11月12日

*江戸に出たまま帰らぬ息子を探している老剣客、山本孫介は、大治郎が諸国を修行して回ったときにお世話になったことがある。その御礼に大治郎は、小兵衛とともに孫介に力を化すが、息子はすでにこの世の人ではなかった。(第2巻)

 実は、この話し、原作の印象がほとんど残ってなかったんです。それだけに、いや〜よかった〜という感慨が深いです。

孫介役の北村和夫の演技が特に良かったです。ラストの背中を向けて歩いていくシーン、ジーンと来ました。(北村和夫は、鬼平では三沢仙衛門でしたね)

それに、ますます、大治郎の存在感出てきましたね。小兵衛よりも、大治郎のほうが主役?と思ってしましいした。弥七もすっかり板についてきたし、「大衆食堂?」といわれた弥七の店も、安心感が出てきました。

メモ1・原作では、この回から大治郎が田沼屋敷の道場の出稽古を務めることになる。「御老中毒殺」事件で自殺した飯田平助の息子、粂太郎が大治郎の弟子として何かと大治郎の役に立つようになっており、この「老虎」では、なかなかの活躍を見せる。ドラマでは、まだ粂太郎は登場してない。

メモ2・原作でこの回登場する料理は、「鴨飯」。鴨の肉を卸し、脂皮を煎じ、その湯で飯を炊き、鴨肉はこそげて叩き、酒と醤油で味をつけ、これを熱い飯にかけ、きざんだ芹をふりかけて出す。・・・うまそう・・

第4回

「御老中暗殺」

11月4日

*ある日三冬は、田沼屋敷の御膳番、飯田平助が財布を掏摸取られるのを目撃した。掏摸を捕まえ、財布と取り返すと、その中に紙に包まれた白い粉があった。これはと思い、小兵衛に頼んで鑑定してもらうと、毒薬。何者かが平助を通して田沼意次の暗殺を計画していることがわかる。(第1巻)

 淡々とした話しを深々と描いていました。そろそろ、大治郎と三冬の役柄が板について見えてきました。とくに、渡部君の大治郎、 殺陣もうまくなって様になってきているのでは?

 さて、三冬のほうですが、この回で今まで固く閉じていた三冬の父・田沼意次に対する思いが前向きに開けてきます。このあたりをうまく演じないと、これからの物語全般の雰囲気がなくなってしまうのですが、大路恵美がそれを十分に演じることができたかどうかは疑問?

 それに、大治郎に比べ、まだまだ殺陣が下手ですね。がんばれ、三冬!

メモ1・原作ではこの回が大治郎と三冬の出会い。それまで小兵衛に抱いていた三冬の恋心が徐々に大治郎に移行しはじめる。それと平行して、三冬のことをいやがっていたおはるの気持ちも、変化していく。ドラマでは、こうした変化は描きにくくなっている?

メモ2・御膳番の飯田平助のあだ名は「歯抜け狸」。小さな体の、小さな狸そのものの顔へ胡麻のマゲがちょこんとのっている。前歯がすっかり抜け落ちた、十も二十も老けて見える・・とある。なるほど、渋谷天外が演じた平助は、このイメージ通りに見えた。それにしても、「歯抜け狸」とは、いけなみ先生のネーミング感覚は、いつもながら素晴しい。

第3回

「眉墨の金ちゃん」

10月28日

*小兵衛と親交の深い剣客・牛堀九万之助の弟子である三浦金太郎は、男ながらにおしろいを塗り、紅をさす。それでも剣は、一流だ。ある日、師匠の九万之助に秋山大治郎の暗殺を依頼されたことを告げる。それを聞いた小兵衛は、「剣客であれば命を狙われることもある」とつきはなす。(第1巻)

 とにかく、残念!

 この金ちゃんというキャラクター、大好きだったのに・・。(落語に出て来る若旦那の様で、原作を読んだときに大爆笑しました)

伊原剛志演じる金ちゃんの、顔は最高に面白くできていたのに、台詞廻しやしぐさにフニャッてした面白みがほしかった・・。大治郎に勝負を挑むときの呼びかけ声も、ちょっと上ずっていて聞き苦しい。私が「名台詞」に数えていた金ちゃんのいまわの際の台詞(「もういけません・・」)も別の台詞に変わってました。

う〜ん、それに、大治郎殺しが、ただの試合の遺恨になってる・・。なによりも、鰻の蒲焼が出ているのと、およねが出ていない・・。

メモ1・以前のドラマ「剣客商売」(73年、フジテレビ)では、「金ちゃん」を財津一郎が演じた。最高に面白い!今回の伊原剛志と比べると、やはり役者としての力の差が歴然。大治郎殺しは、「剣の誓約」事件で、大治郎に腕を斬られた伊藤三弥の親からの依頼という深い怨恨が元になるはず。しかし、ドラマではまだ「剣の誓約」は描かれていないので、単なる御膳試合の遺恨になっているのは、ちょっと浅すぎた。

メモ2・「剣客商売」「鬼平犯科帳」を通じて、鰻とは、もともと丸蒸しにしてサンショ味噌などを塗って食べるだけのものと描かれている。時代が下って、「鬼平」の松平時代になると、かば焼きといって、鰻を開いてタレをつけてたべるものがでてくる。これで鰻が一挙に高級料理としての市民権を得る。おはるが鰻のかば焼きを作っていたのは、食べ物にこだわる池波先生の作品として、やはり納得がいかない。

第2回

「井関四天王」

10月21日

*佐々木三冬の剣の師匠・井関忠八郎が亡くなってから、井関道場は佐々木三冬を含めた4人の高弟によって運営されている。この中から次の道場の主が選ばれるのだが、四天王の一人、渋谷寅三郎が暗殺された。暗殺したのはこれも四天王の小沢主計。この騒動を聞きつけた小兵衛は、三冬とともに策を練る。(第1巻)

 いや〜よかったです。この作品、ほんとは大治郎がほとんど出てこないんですよね。それが、四天王の一人、渋谷さんとの友情を描いて、きちんと登場させた。友情の印として、子供からもらった風車を大治郎にプレゼントするエピソード、なかなか良くできていると感心しました。

 なんとなく、小兵衛よりも大治郎が目だってますね。それでいいのでしょうけど。

 ちなみに原作では、小沢は、人知れず暗殺され、読者はそれが小兵衛の仕業だということが薄々わかるようなストーリーなのですが、大治郎が仇討ちしてました。きちんと冒頭の風車のエピソードがいかされてましたね。

メモ1・原作は、この回は大治郎不在。「剣の誓約」事件で亡くなった老師・島岡礼蔵の故郷へ、その知らせの使いにいっている。たぶん、この騒動のときは雨の鈴鹿川で仇討ちの手伝いをしてるはず。

メモ2・この回出て来る料理は、鯰(なまず)。おろして熱い湯をかけて、皮つきのままそぎ味にして、ぬめりを除いてから割りしたで煮ながら食べる、ようだ。まだ食べたことないだけに、想像がつかないが、食べてみたい!

第1回

「父と子」

10月14日

*剣客・秋山大治郎は、父、小兵衛から剣客として生きるため橋場に道場を構えてもらうが、門人は一人もいない。しかし、腕は江戸屈指。これを見たものが、大治郎の元に「ある人の腕をへし折ってほしい」と依頼する。そのある人とは、老中・田沼意次の隠し子・佐々木三冬であった。大治郎は鐘ヶ淵で隠居生活する小兵衛の元に相談に現われる。(第1巻)

 いよいよはじまりまじまり〜

 まず、イメージと違ったのは大治郎ですね。私はもうちょっと無口で、動きにも無駄がない大治郎を想像していたんですが、これもまた、それなりによさそうです。でも、大治郎は、自分で葱深汁を作ってましたね。近所の百姓の唖の女房が登場しないのはがっかりです。どんな人を起用するのか、楽しみだったのに。

 三冬も、なかなかいいですね〜。三冬は、えくぼがかわいすぎて、ずいぶん女らしかった。でも、この物語は、男まさりの三冬が徐々に女として変化してくるのが楽しいのに、いきなり女らしかった感じがします。

 いろいろ問題になった藤田まことの小兵衛も、どうなっていくのか楽しみです。しかし、若い女の子が思わず「かわいい〜」といってしまいそうなおじいちゃんが小兵衛のはずなんですが・・これはこれで、「一つの小兵衛」の演じ方だと納得しましょう(私にとっては、いつまでも小兵衛のイメージは、又五郎です)。

 おはるは、力強さがほしいですね。船を自由にあやつる女ですから。大治郎が、船をあやつるおはるのお尻に圧倒されるシーンもないわけですね。

  弥七の奥さんのおみね(佐藤恵里)、きれい(かわいい)ですね〜。私のタイプです。ああいう奥さんほしい、なんて贅沢かな。

 鐘ヶ淵の家は、もうちょっと庭が広くて、手入れされているものだと思ってました。なんか、あれではただのあばら家で、風情が少ないのでは・・

 ドラマとして気になったのは、この原作「女武芸者」は、そんなに長い話しじゃないんですよね。 スペシャルの枠に収めるため、ちょっと時間稼ぎのシーンが見えました。最後に浪人と立ち合って、「剣客の商売に徹し切れない」なんて台詞は、無駄だったのでは?私としては、第2話の「剣の誓約」をスペシャルでやってほしかった。

 それともう一つ気になったこと・・

「無外流に峰討ちはない」というナレーションが入ったるのに、オープニングカットは藤田まことが、刀を返すシーンから始まってます。これって、峰討ちじゃない?

メモ1・原作は「女武芸者」。大治郎と三冬は、登場しても擦れ違ってまだ出会わない。危険を小兵衛に救ってもらった三冬は、初めて恋心に近いものを小兵衛に感じる。登場人物の紹介と、剣術が物語の中心であることをはっきりと知らしめる作品。

メモ2・三冬という存在を通して、小兵衛と田沼様の親交が徐々に深くなる展開。しかし、ドラマでは小兵衛と田沼様はすでに深い知り合いになっている。いずれにしても、歴史上で余り評判のよくない田沼意次を違った目でみるのも一つの楽しみ。

そんなわけで、第1シリーズを総括しました。こちらへ。

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